【アメリカ新婚旅行】 10日目 part6 バラバラになったうえに、1時間遅れて乗り継ぎはちゃんといくのか

飛行機がラスベガスを離れると、眼下には赤い砂漠の大地が見えた。

本当なら、これを二人でみて哀愁に浸るとろだったが、残念ながら一人で見る事となった。

全ての感動を二人で共感したがったので、この点だけは今でも悔いに残る。

上空にでると飛行機内部はwifiが使えるようで、メールがきた。

どうやら、細君が私と別れ離れになったこと、一人で私がラスベガスにいること。
などを、両親に伝えて私の両親にも連絡するようにとメールしたようだった。

相当心配したようだが、私は大丈夫、必ず戻るから

同じようにラスベガスから Los Angeles 行きに一人で乗った細君はというと。

一人で座席に座っていた。隣には誰もいない。
不自然に思ったスチュワーデスが、

「お隣は誰もいないの?」と聞かれ

「私のハズバンドなんですが、忘れ物をして飛行機に乗れません」
と説明すると。
「じゃー、妻の貴方はどうする? Stay or Go」
そして、数秒の間があったのち細君は

「Go!!」と斜め上、上空を指差した

そしてしばらくして、飛行機は彼女が指差した通り斜め上、上空出発した。

そして、時間は違うが、私も同じように飛行機で、Los Angeles を目指していた。
とりあえず、メールを返信して無事 Los Angeles までは行けそうだと答えゆっくり体を休める事にした。

Los Angeles に到着した。

早く行かなくては。

時間は、30分もない。ゲートを降りる。急いで、乗り継ぎのための経路を調べる。

と思った刹那、目の前に細君がいたのであった。

曰く
「この飛行機でくると思ってたから、待ってた」
との事。

私は言った
「迎えにくるって言ったろ。俺は必ず約束を守る男さ!」

と、言わないかの間にもう既に彼女は別の方向に向いていて
「それはそうと、早くいかないと」
と羽田行きの出発ゲートへ向かっていった。

帰りは二人バラバラ。飛行機はないし日本に帰れないんじゃいないかな。

バラバラになったうえに、1時間遅れて乗り継ぎはちゃんといくのか

2013年のアメリカ旅行記事一覧

【アメリカ新婚旅行】 予約無し。ラスベガスの深夜で宿泊先探し

怪しいモーテル

深夜のマッカラン空港からシルバーのマッスルなマスタングが出る。しかし道はわからない。

ラスベガスでの頼りは景色であり、遠くにビルが沢山ある所がストリップ周辺だと思ってよい。
道に迷ったらとりあえず遠くの景色をみる。

さらに、高速道路(インターステート)の位置関係ぐらいは頭に入れておくとよい。

と言いつつも空港を出るとすぐさま迷ってしまった。しかし、本日はなんでもいいのでモーテルに泊れればよい。空港から出てしばらくの所にモーテル発見。

モーテルと言ってもアパート3階建てで中長期滞在者用なのか。そとの看板に1泊の料金が書いてある。とそこに入ろうとしたらパトカーが3台。
警察官も外にいて、一人は2階部分にいる。

ここはヤバい。もっと、ストリップに近づいて探す事にした。

より良いモーテルを求めて

モーテルに入ろうと、交差点を左折したのが運良かったのか来た道をそのまま行ったらどんどんビルが近付いてくる。
遠くにピラミッドとMandalay Bayの金ピカのホテルが見えてくる。翌日気がついたのだがここはどうやら、ストリップのようだった

ストリップは丁度ラスベガスのメインとなる道路。看板ではLas Vegas Blvd と標記されておりストリップは通称。

とその時、モーテルを発見。少し汚そうだがもう選んでいる時間がない早速チェックイン。プールもあるし良い感じ。

モーテルでチェックイン

フロントの前に車を止め颯爽とフロントに入ると中は結構いやかなり汚い。イメージは薬物中毒者が泊ってるモーテルのフロントって感じ。

フロントの人もいかにもさっきまでポルノを見ていたかのようなおじさん。もちろんデブ。シャツはデザインかと思ったがどうやらケチャップとマスタードのシミだった。。これは嘘

フロントのデスクの後ろが全面鏡になっているせいで、デスクの下の部分が鏡で丸見え。そこも汚い。後ろをみると裸のねーちゃんのポスター。かなり下品だ。

カード式のキーが全盛期の時代に鍵を渡される。値段は$60だから文句は言わない。なぜかリモコンも渡される。いや、なぜかじゃない、本能的にわかった。
ちなみにチェックインは、パスポート(ID)の提示とクレジットカードで支払った。現金の時もクレジットカードの提示を求められる事がある。保険や身分証明の役割もする。

はじめてのコンビニで買い物

近くのコンビニに食糧を会にいくと早速不良がコンビニの前に数名。妻が怖がるが別のコンビニを探す時間も惜しいのでここに行くことにした。
時間は2時ごろだから怖いといえば怖いが、その時短いスカートのドレスを着た美人がコンビニから登場。マスタングに乗り込む。この間不良たちは目で追うぐらいで何もしない。

ってことは安全って事なのでコンビニに行き最初の買い物をする。

とりあえず、スナックとビールを買うが缶ビールが巨大。1Lぐらいある。これがまた美味しい。1Lぐらいあると中々ぬるくならないのもいい。

巨大なビールが疲れを癒す
巨大なビールが疲れを癒す

怪しい二人組

ここには、我々しかいない深夜のモーテルの駐車場。フロントからも遠く死角になっている。なるべく見ないようにそして警戒しているふりを見せないため普通に荷物をおろしたり車のトランクを探したりしていた。
そして、車のトランクを発見すると今度はスーツケースが2個入るのか試したりしていた。
その間2人組みはというと、とある部屋のドアの所に立っていた。どうやらそこに友達でもいるのかずっとドアの前で何かをしている。

怪しい人に遭遇した場所
怪しい人に遭遇した場所

そして、その二人組が待ち構えている部屋の2個となりが我々の部屋で建物の一番角になっている。仕方なく荷物を持って部屋に行く。頼り無い鍵と今にも壊れそうなドアノブ。

部屋は一番端っこだった
部屋は一番端っこだった

鍵をあけ中に入ると今度は鍵を締めてみたがどうも上手く閉まらない。オートロックが登場するずっと前の鍵のようだ。中からの鍵は3つついているがそのうち一つは破壊されて使えなくなっている。

カーテンは、一部レールが壊れだらしなくなっている。ただし、ベットだけは巨大であった。そこがまた何かいやらしさを感じる。入口に電気はなくドアを閉めると何も見えない。
カーテンを少し開けて、近くの豪華なホテルから漏れるわずかな光を頼りに電気を探す。

レールが壊れたカーテンからわずかな光が差し込む
レールが壊れたカーテンからわずかな光が差し込む

この暗闇の間に二人組に押し込まれたらまずい。早めに探して電気をつける。すると壁の汚れ壊れたカーテン、シミなのか模様なのかわからないカーペットが顕わになった。

ふと壊れたカーテンの隙間から人が通った影が映った。この部屋は一番端なので、我々以外に用事はないはずだ。ドアのカギがちゃんとかかっているか確認しようとドアに目をやったその刹那何も起きなかった。

明日に備える

明日は5時起き、遊んではられない。ビールとスナックを押しこむシャワーを浴びることした。

シャワールームも中々の香ばしさ。電球はソケットが3つあるのに実際には1つしかついていなかったり何か電源ケースのようなものが無理やり外されていたりしてなかなかだ。

一つしかない電球
一つしかない電球

何か壊されている
何か壊されている

シャワー中に襲われたら確実にヤバいと思い浴びる程度で直ぐに出た。

俺には妻を守る役目もあるのだ。

シャワーから出ると妻の無事を確かめ残りのビールを飲みながら、いつくるかわからぬ賊に対しての警戒を強めながら妻がシャワーが終わるのを待っていた。

疲れを癒すベッド
疲れを癒すベッド

明日は早い、妻を待って賊への襲撃に備えながらゆっくり眠りに落ちた

レンタカーを借りる

まだまだ始まったばかり

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