こどもちゃれんじぷち留年 1歳10ヶ月

前回までは、まだ発達障害であることは考えてなかった。妻は、10ヶ月ぐらいからもう少し様子がおかしいと疑っていたが、私は誰に相談しても「男の子ってそんなもの」とか、「言葉を貯めてるんだよ」とか、そういう言葉を信じてた。

しかし、もうこの時期になると、タイトルにあるように「こどもちゃんじプチ」の内容に全然追いついていないことがはっきりとわかって来た。

1歳ぐらいまでの「こどもちゃんれんじぷち」の内容は、親が子供に読み聞かせたりするどちらかという一方通行的なやり方でも良かったのですが、この年齢になると子供の反応に応じた教材に変わっていきついていくことが出来なくなった。

保育園に入った頃は、ご飯を食べるや「美味しい」と言って先生達を笑わせていたし、発語も徐々に増えて言っていたので問題ないと思っていた。しかし、意思疎通という面で見ると難しい。

SEKAI NO OWARI の藤崎彩織さんが、日経の夕刊にあるプロムナードで書いていた記事。
「子供が全然喋らない。いつも部屋で電車の図鑑を見て、私はその電車の名前を答えるだけ。いつまで、この作業が続くのか苦痛に思っていた。ある時、xxxxxって何?とさりげなく聞いてみたら、指差してくれた。試しに別の電車を言ってみるとそれを指差してくれた。私がいつも言っていた電車の名前はちゃんと、子供に蓄積されていてことに感動した」といったエピソードがあったが、我が子には一切そういうものがなかった。

電車の図鑑は好きなので、いつも見ていて電車名前は言っていた。しかし、こちらが言った電車の名前は指差すどころか、日常生活においても、どれが欲しい?とか問いかけに指差すようなことはなかった。

日常生活においも大変で、買い物も大変で、駆けずり回る。どこでも寝転ぶ。特にコロナ禍ということもあるが、エスカレーターの降り口、店の出入り口、エレベーターの出入り口、トレイの出入り口、どこでも寝転んでいた。以前は、そこまで走るのが速くなかったので問題なかったが今は素早い。

寝転ぶのは、スーパーだけではなく道でも同じでどこでも寝転んでいた。

1歳半検診がコロナで延期されていて、問診票のみ提出となっていた。その問診票に妻がありったけの不安や様子を書き連ねていた。保健センターがやっとその問診票を見たようで、保健センターに呼ばれた。どうやら、コロナ対策方が大変で、問診票を見るまでに時間がかかったみたいだ。

保険センターでは、とりあえず視覚優位と判断された。要するに耳で得る情報より目で見た情報の方が優位となる。言葉ではなく、ジェスチャーとかの方が有効かもとの情報を得た。

この頃から、テレビを見せるの少なくして、本の読み聞かせをさらに頑張ることにした。

保育園にて先生から「発達の事でお困りの事があったら相談下さい」と妻が先生から言われた。

この時、「やっぱり、第三者目線からみてもそうか」と思い、妻は「息子の不思議な行動をネットで調べると常に結果が自閉症と出てきます」と相談すると、発達支援センターに相談するようにとなった。