月刊ムー的な話になるかもしれません。
「コストコ」と検索するとログイン画面に遷移
それはそれは風の強い日でした。会社のwindows機のFireFox で、普通にググっていたんです。
至って普通に。ニュースとかそんなのを見ていたです。
そしてある時、「コストコ」と検索すると、検索結果が表示された瞬間になんと強制的にログイン画面に遷移させられたのです。
もちろん、私の同意も無しに。
あれ?と思って再度「コストコ」と検索して検索結果をクリックしようとすると、ログイン画面が表示。
試しに別のキーワードで検索すると普通に検索結果が表示される。
何故か「コストコ」だけがログインを強制させられる。
試しに別のブラウザ、Edge で試してみる。
Edge ではすでにgoogleアカウントにログイン済みなので「コストコ」で検索しても素直に検索結果が表示される。
しかし、googleアカウントをログアウトして「コストコ」と検索すると、あら不思議やっぱりログイン画面に遷移される。
Mac だとどうだ
次に、MacのFireFox で同じように「コストコ」と検索。
しかし、やはり同様の現象。
「関係ないワード」で検索しても何も表示されない。
FireFox はログイン画面が表示されてSafariは表示されない。Safariの方が強力なトラッキング防止機能がついているのだろう。
ちなみに、ログイン画面で過去にログイン済みのユーザを消してもログイン画面が表示される。
「コストコ」という検索条件だとgoogle側がさらにユーザに関する詳細な情報を欲しているのであろう。例えば、コストコとgoogleがある契約をしていて、検索結果や検索者の詳細な行動を販売しているなどが考えられる。
IPを変えればどうだ
会社にはネットワークが2つあるので、ネットワークを切り替えて検索してみると!!!!
なんと、もう一つのネットワークだとログイン画面に遷移しません。
このもう一つのネットワークは、あまり使ってません。
ここである推論をするのであれば、IPアドレス別にある程度のセグメントが出来上がっているのではないのでしょうか。
IPアドレスで、収入、職業や業種、興味の範囲、年齢の平均値、性別の割合などが考えられると思います。
そして、コストコとgoogleでこのセグメント別の行動詳細をやり取りする契約があるのでないのでしょうか。
そんなの分析しても、欲しいものはコストコで買うのでどうでもいいのですが。
限界値を知る
次の興味はどのようなキーワードを検索の条件として契約しているのか考えてみます。
科学的に検索条件の限界を測ってみます。
検索ワード |
結果 |
コストコ |
強制ログイン |
costco |
強制ログイン |
コスコ |
通常 |
コストコホールセール |
通常 |
coストコ |
強制ログイン*1 |
コスッテコ |
通常 |
コストコ買い物 |
通常 |
コストコ 店舗 |
通常 |
コストコ 日本 |
通常 |
コスコス |
通常 |
シコシコ |
通常 |
コストコオンライン |
通常 |
コストコ -costco |
強制ログイン |
costco -コストコ |
強制ログイン*2 |
kostoco |
通常 |
コストコ 情報抜き取るな |
通常*3 |
*1 次の検索結果を表示しています: コストコ となって実質「コストコ」で検索されてる
*2 結果一覧には、日本のコストコ関連がない
*3 なぜか「もしかして: コストコ 情報抜き取りな」がサジェストされ喧嘩が売られる
この結果から、「コストコ」や、「costco」のどちらかが検索された場合にのみ反応しているのがわかる
IPだけだと、大まかな平均値しかわからないからさらに個人の嗜好を知るにはログインが必要なのか。
ちなみに、「シコシコホールセールジャパン」でも検索順位一位に、コストコが来るので面倒じゃなければ、
今後はコストコのHPに行きたい時は「シコシコホールセールジャパン」で検索して下さい。