[softeher] ARM系のSoC搭載 NanoPi M4 にsofteherをインストール

NanoPi M4 に SoftEher をインストールした時のメモ

まず最初にライブラリのアップデート

続いて、アップデートした内容をインストール

ここでエラー

hostapd がエラーが発生している模様。
詳細を見てみる

hostapd はWiFi の基地局をする機能で、hostapdを使えば WiFi の中継局に使ったり、WiFiで直接Nano Pi につなぐ アドホック接続するのに使える。
今は使ってないので削除 see you

SoftEther のインストール

必要なライブラリのインストール

ソースのダウンロードして解凍

解凍されたソースに移動して、 configure 実行

前の記事でお知らせした通りの変更をする。
さらに、インストールするディレクトリも、/usr/ から /usr/local/ に変更した。

makeの実行

インストール

以下のメッセージが表示され、無事

動作チェック

質問には以下の順で答える(雑です)

全て pass してることを確認

起動

最低限の設定

管理者パスワードを設定

パスワード設定

自動起動させたい場合

systemd に登録

softeher.service に以下を記載

Makefile でインストールディレクトリを変更してない場合は、
/usr/local/ を /usr/ などに変更してください。

反映

起動確認

自動起動するように設定

[softeher] ARM系のCPUのSoC搭載SBCで、ソースからsofteherをビルド

covid-19 こと、新型コロナウィルスのお陰様でリモートで仕事すること多いと思います。

ゼロトラストなどと、VPNなんて古いって言われるかもしれませんが小規模な会社ではコスパが良い選択肢です。

会社にあった、NanoPI M4 というなかなか高性能なSoC搭載のSingle Board Computer に SoftEherを入れた時のエラーについてです。

構築方法の詳細については、別の記事に記載しようかと思います。

エラー内容

make 時に以下のエラー

-m64 は、インテルの64bit用の命令を使ってコンパイルする命令。今回は、ARM系のcpuなのでこのオプションは使えない。

./configure で作成された、Makefile ファイルを直接いじって-m64とい部分を全て削除か、
一番近そうなオプションで、cpuの種類を指定する。
NanoPI M4なら
-march=armv8-a+crypto+crc

Makefile は以下のように編集した
$ diff Makefile.org Makefile

-m64 を、-march=armv8-a+crypto+crc に変更した。