[grails] 2.3.4 から、3.3.5 のアップグレード

grails のアップグレード時のメモ
色々機能を入れていたので、アップグレードをする場合は適宜必要な箇所だけピックアップしてみて下さい。

1. 最初に 3.3.5 で新しいプロジェクトを作成する

以降、新しいプロジェクトを、 newversion_project
古いプロジェクトを、 oldproject という名前で呼ぶ

2. 古い2.x 仕様の物を3.x 仕様にする

2.1. grails-app/conf/BuildConfig.groovy を変更

BuildConfig.groovy は、build.gradle と application.yml に分割される

旧:BuildConfig.groovy


新:application.yml

旧:BuildConfig.groovy


新:build.gradle

旧:BuildConfig.groovy


新:build.gradle

旧:BuildConfig.groovy


新:build.gradle

旧:BuildConfig.groovy


新:build.gradle

旧:BuildConfig.groovy


新:build.gradle

2.2. ソースの移動

grails-app 配下をコピー

srcのコピー

test のコピー

integration のテストのコピー

2.3. ソース内のパッケージ等

それぞれ、旧を新に変更する




2.4. liquibase.util.csv.CSVReader

liquidbase を使っていたので、build.gradle をインポート

#build.gradle

2.5. Validateable のアノテーション変更

@grails.validation.Validateable は、
annotaion じゃなく、trait に変わったので変更

@grails.validation.Validateable と記載があるところは削除して以下を入れる

2.6. grailsApplication は自動injectされる

controller にある、
def grailsApplication
は不要。自動的にinjectされるので記載を削除

2.7. test のソース変更

アノテーションではなく、traitをつかようになったので変更

以下のような試験は

以下に変更する

TestMixin を使ってる箇所場合は、build.gradle にライブラリを追加

新:build.gradle

2.8. grails-app/conf/Config.groovy を、grails-app/conf/application.groovy へ。

application.groovy は、create-app では作成されるないので自分で作成

旧: Config.groovy


新: application.groovy

2.8.1. spring-security 関連の設定

Config.groovy にある、
grails.plugin.springsecurity. から始まる物を、application.groovy に移動

2.8.2. elasticSearch 関連の設定

elasticSearch plugin を使っていたので設定を移動

Config.groovy にある、
elasticSearch {} を全てコピー

2.8.3. grails-app/conf/DataSource.groovy を、grails-app/conf/application.yml へ

ディフォルトで作成されている、

以下の部分から、DataSource.groovy の groovy 形式を ymlに変換しながらコピー

ただし以下の記載は

以下に変更

2.8.4. grails-app/conf/QuartzConfig.groovy

quartz plugin を使っていたので設定を移動

application.yml に入れる

旧: grails-app/conf/QuartzConfig.groovy


新: grails-app/conf/application.yml

2.8.5. grails-app/conf/BootStrap.groovy の変更

/grails-app/init/${package_name}/BootStrap.groovy に移動

${package_name} は、
application.yml の

に合わせる

2.9. 不要なソースを削除

  • grails-app/conf/BuildConfig.groovy
  • grails-app/conf/Config.groovy
  • grails-app/conf/QuartzConfig.groovy
  • grails-app/conf/DataSource.groovy
  • grails-app/conf/BootStrap.groovy
  • grails-app/conf/UrlMappings.groovy

必要なら、./grails-app/controllers/${package_name}/UrlMappings.groovy に移動

${package_name} は、
application.yml の

2.10. web.xml

src/templates/war/web.xml でローカル環境でのセッションの時間を変更していたので、これを変更

旧: web.xml


新: grails-app/conf/application.yml

2.11. static なファイルの移動

2.12. templates の移動

scaffold のテンプレートを変更してる場合は、
新しプロジェクトの方で、scaffold の templates を生成して手動で変更した方が良い。
ソースをそのまま移動しても簡単には動かなかった。

して、templates を前のプロジェクトの物と比較しながら、手動で変更

2.13. springsecurity plugin の更新

https://grails-plugins.github.io/grails-spring-security-core/3.2.x/index.html#tutorials
この、 tutorials みて真似をするか、

grails s2-quickstart を実行して、現在のdomainと統合していく。

ポイントとしては、
パスワードの作成が、以前は、Userドメインの内部で、
encodePassword()
を呼び出していたが、新しいのは
UserPasswordEncoderListener
を作成して、そこ経由でパスワードのencodeをしている。

以前のuserドメイン

新しいバージョンでは、UserPasswordEncoderListener を作成してそこでパスワードのencode処理をしている




[Grails] 3.x gradle で production / development を分けて、 build / war を行う

gradle に -Dgrails.env=dev をつければ、development モードでコンパイルされる
なにもつけなkれば、production モード

gradlew をつかって、 development で war を作る例