だんだんと行きに通ったような森の中に戻っていった。
暫くすると紅葉しているエリアについた。大分下山した。しかし、登りと違う道なのであとどれぐらいでロープウェーの駅につくかわからない。
あの集団は後方にいるので大丈夫だろうと思うが、もしかしたらあの集団は別の下山方法を選ぶかもしれない。
まだまだ、油断はできない。
そして、ついに行きにみた大日如来像の所まできた。
ここならあと少し。最終便ぎりぎりかと思ったが結構余裕がある。
妻は、なぜか急ぐ。私をおいて。
いかがでしたでしょうか
だんだんと行きに通ったような森の中に戻っていった。
暫くすると紅葉しているエリアについた。大分下山した。しかし、登りと違う道なのであとどれぐらいでロープウェーの駅につくかわからない。
あの集団は後方にいるので大丈夫だろうと思うが、もしかしたらあの集団は別の下山方法を選ぶかもしれない。
まだまだ、油断はできない。
そして、ついに行きにみた大日如来像の所まできた。
ここならあと少し。最終便ぎりぎりかと思ったが結構余裕がある。
妻は、なぜか急ぐ。私をおいて。
下りのザレ場が終わるとだんだん植物が植えてくる。
暫く下ると、だんだんと森に入ってくる。
面白い感じに、地面の石が大きくなってくる。砂から石、岩そして地面になる。
植生もまたかわってくる。
先ほどの集団は、追い抜き追い越されを繰り返す。
一人一人が余裕をあけて歩いている大集団。100mぐらいの長さの列だ。
一度追い越すと、どうぞ、どうぞの連続でみな止まってくれて先頭の前までいく。
で、写真を撮ったりしていいると、集団の一部に追い抜かれる。
また入ると、どうぞ、どうぞで先頭に行く。写真を撮ると抜かれる。
面倒なので、集団の真ん中でいいですというと、この集団中で止ったり動いたりを頻繁に繰り返す。
最初のころは100mぐらいの集団だったのが、下りに連れてベテラン組と、疲労組で1km か 2km ぐらいの列をなしている。
これは仕方ない、もう森の中で傾斜も軽いので、ダッシュで先頭を抜くことにした。なぜそんなに焦っているかというと、妻の小便をしたいからだ。
正確にいうと、妻はアイドルなんで小便をしたことがない。しかし、神前の山。精霊の山。ずっと汗を我慢していて。いや、妻の名誉のためにいおう。私が小便したかったのだ。
立小便をしたい。しかし、あの集団がいる限りできない。
なので、あの集団をダッシュで抜いて小便。いざ、チャックをあけるとやってくる。あの集団の先頭。っていうか、なんで先頭はダッシュで下っているんだ。うちらと変わらないだろうが。
というわけで、かなり長い間小便ができなかった。
帰りはそのせいもあって、どんどん下山組を追い抜いていった。ロープウェイの駅には予定の時間より早くつきそうだ。