I-15 に戻るといよいよ1週間ぶりの都会にいくので少し緊張していた。
車線も、車の数も違う。道も複雑。どこで降りていいかわからず保険をかけ過ぎて少し遠くの所で降りてしまった。
しかし、これなら旧市街(Old town / Downtown) も少し通れる。
ちなみに、ラスベガスにそびえたつ特徴的なタワー(ストラトスフィア / Stratosphere Hotel Tower) は、旧市街にある。
我々が泊るホテルは、ベラージオ(Bellagio)。予約はしてある。
これは、親からプレゼントされた。ありがとう。
なので、非常に楽しみにしていた。なにしろ、こんな高級な所滅多に泊れない。出来れば早くついてゆっくりしていたかったが、朝の出発が遅れていた。
段々と道はストリップに近づいていた。人も多くなっきた。車も多くなってきた。
妻は周りをキョロキョロみていた。
車は丁度、トレジャーアイランドの近くを通ったとき大砲の音がなった。
「これも見たい。これは、ショーもあるんだよね。」とはしゃいでいた。
ベラージオに近づくにつれてある不安がよぎった。どこが入口なんだ。
しかし、ホテルに近づくと分かりやすい案内があった。
valet parking / self parking とあるが、valet はホテルマンにチップをあげて、車を移動してもらうサービス。
self は文字通り自分で停める。チェックインするときは、ホテルの目の前に停められる valetを利用するといい。
ホテルの敷地内でのカーブの途中に警察がいた。
事件か!と思ったが、ただの事故のようだ。
おそらく、噴水ショーを見ながら車を運転してぶつけてしまったのだろう。
可哀そうに。我々は、ゆっくりホテルの部屋で全裸で噴水ショーを見てやろう。そう心に誓った。
ホテルの前に車を停め、荷物を下ろす。ホテルの前はまるで戦場だ。宿泊客、カジノに来た客。客待ちのタクシー。
車を止めると、直ぐにホテルの係がくる。
荷物を降ろして、車のカギとチップを渡す。チップは、$2~$3でいいと思う。これは気持ちなので。
すると、引き換え券のようなものをもらえるので、無くさずにとっておく。
荷物をごろごろ、だれも来ない。
どうやら、田舎に1週間。碌な食事も食べてない。貧相だったのだろう。格好も今日は少し小奇麗にしたつもりだったが。
ホテルに入ると、豪華、豪華。check-in で待っているがそこも綺麗。
チェックインを済ます。その時、
「チャンネルのxxにすると、噴水ショーの音楽も聞けますよ」と教えて頂いた。
そして、部屋に入る。すると、わずかに大砲のような音が聞こえる。部屋の一番奥にある窓から外をのぞくと、噴水ショーが上からみられる
「うわ~~」となって、二人で窓に張り付いた。
噴水が大きく発射されると、大砲のような低い振動が伝わる。
凄い勢いだ。
ちなみに、この噴水はいくつかパターンがあるようで、毎回違って見える。
教えてもらった、チャンネルをつけると音楽に合わせて噴水が出てるのが分かる。