【アメリカ新婚旅行】 6日目 part4 Canyon De Chelly National Monument(キャニオンデシャイ)

キャニオン・デ・シェイは私が好きなアメリカの公園のひとつだがひとつ問題がある。

治安が悪い。

無料で入れるのでだれでも入れる。そこで、結構ゴミだとか散らばっている。
行商の人も自由にグッズの販売をしている。

その傍らに、「路上荒らし注意」の看板がある。

凄く綺麗で、歴史的にも貴重な遺跡なのにこのように荒廃させておくのか。甚だ疑問である。

入場を規制できないのは、そこの普通に人が住んでいるからかもしれない。

車で走っている最中に乗馬している人をみた。何かと思ったが、その先に家がありどうやらここに居住しているようだった。
また、ふと道路に出てきて、我々が乗った車を見ると颯爽と引き返す姿は、完全に馬を操っており、格好の良さに思わず息を飲んだ、

さて、キャニオン・デ・シェイだがここは先住民の居住跡であり、いわゆるアナサジ族が住んでいた。

特徴的なのは、アドベのようなレンガで作った建築物だろう。
インディアンというと、簡易的なテント、モンゴル人のゲルのようなものを想像するが、ここのアナサジの遺跡は違う。

現在エリアに住んでいるインディアンはナバホ族で、アメリカ政府の意向で移動させられてきた。
ちなみに、アナサジ族とは、ナバホ族の言葉「祖先の敵」という意味である。

さて、説明もこれぐらいにして絶景の写真を並べる

まず、妻の写真

雲が綺麗にならんでいて、凄く綺麗
雲が綺麗にならんでいて、凄く綺麗

やはり柵がないのは少し怖い。ただ、絶景をまじかで撮れるのでお勧め
やはり柵がないのは少し怖い。ただ、絶景をまじかで撮れるのでお勧め
アナサジの紹介
アナサジの紹介
そのパノラマ
そのパノラマ
遺跡の説明
遺跡の説明

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絶壁の間に通る川。大地と雲
絶壁の間に通る川。大地と雲
ここは周りに人も少なく、集中して景色に没頭できる。少しだけ車の事が心配だが、時間をかけて行くだけの価値は十分にある
ここは周りに人も少なく、集中して景色に没頭できる。少しだけ車の事が心配だが、時間をかけて行くだけの価値は十分にある

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野生のサボテンを発見
野生のサボテンを発見
遺跡の紹介
遺跡の紹介
これ、川だとしたら相当な大きさ
これ、川だとしたら相当な大きさ

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すっーと、気持ちが綺麗になる
すっーと、気持ちが綺麗になる
ここは、特に高さを感じ取れる場所
ここは、特に高さを感じ取れる場所

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妻も雲を意識してフォーカスに収めるようになってきた
妻も雲を意識してフォーカスに収めるようになってきた
そして、ついに雲だけになった。
そして、ついに雲だけになった。

ここの景色は絶景のうえに人が少ない。人が少ないので目の前の景色が全て自分の中に入ってくるような感覚になる。
後に、グランドキャニオンにも行くのだがその時はもうホントに嫌になってさっさと出てしまった。

ここは、そんな事はない。
時間と長時間の車放置で車上荒らしにあるリスクが無ければずっと見ていたい。
太古の大河が目の前顕れ、水位は低くなっも大河であり続けた川は、アナサジの人々に恵みをもたらしていた時代の流れを感じる事が出来る。

地球と環境とそれを享受する人間の営みを感じ取れる数少ない場所だと思う。

そして、私の写真。

古代の大河が見える
古代の大河が見える

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苦労してきたけど、ここは本当に来てよかったと思う
苦労してきたけど、ここは本当に来てよかったと思う

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やっぱり雲が綺麗なんですよね
やっぱり雲が綺麗なんですよね
高さを撮ろうと思ったけど、上手くいかなかった
高さを撮ろうと思ったけど、上手くいかなかった
高さに麻痺するほどの絶景。そして、柵なし
高さに麻痺するほどの絶景。そして、柵なし
一寸先は、崖
一寸先は、崖
トカゲがいた
トカゲがいた
こんな植物も生えてる。アロエみたい
こんな植物も生えてる。アロエみたい

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さて、今日は長い。アリゾナの東外れから、中央部まで横断しないといけない。
そして、俺の記憶も薄れていくので早めに書かないといけない。

Kayenta の謎のトイレから Chinle まで

恒例の宿探し

2013年のアメリカ旅行記事一覧

【アメリカ新婚旅行】 6日目 part3 Kayenta の謎のトイレから Chinle まで

朝の肌寒さが終わり、再びカイエンタへ向かう

グーズネックから、再びモニュメントバレー/カイエンタ方面に向かう。
空は澄みきった青色で、まだ朝の寒気と昼の暑さの中間のような気温で非常に清々しい。
雲があまりにも綺麗なので、車を止めて撮影してしまった。
妻は、地面も撮影していた。

妻の撮った写真(高性能カメラ)

遠くに見えるのは、 mexican hut (メキシカンハット) かも
遠くに見えるのは、 mexican hut (メキシカンハット) かも

観光シーズンは、このような小屋でお土産品や民芸品を売っているのだろう
観光シーズンは、このような小屋でお土産品や民芸品を売っているのだろう
道の所々にこういう駐車スペースがある。
道の所々にこういう駐車スペースがある。
遠くに、奇妙なシェイプの岩がある。雲が綺麗
遠くに、奇妙なシェイプの岩がある。雲が綺麗
道から見える、モニュメントバレーの一部
道から見える、モニュメントバレーの一部
地面も注目。アリかな。
地面も注目。アリかな。

私の撮った写真(ロースペックカメラ)

とにかく雲が綺麗
とにかく雲が綺麗

気持ちが透き通るような雲
気持ちが透き通るような雲
この空の向こうで、日本とつながっている
この空の向こうで、日本とつながっている
枯れた大地と、澄み切った雲
枯れた大地と、澄み切った雲
空に隔てるものがないので、ダイナミックに撮れる
空に隔てるものがないので、ダイナミックに撮れる
地面ギリギリから、空を撮影
地面ギリギリから、空を撮影
主題は、空と雲
主題は、空と雲
癒される
癒される

カイエンタのコンビニは多目的スペース


カイエンタで給油と、朝ごはんのナチョを買おうと、コンビニ入った。
ついでにトイレとおもいトイレに行くと何やら怪しげな自動販売機がトイレの中に。

トイレと言ってもかなり大きく6畳ぐらいある。

もちろん、一人用でドアを閉めると便器と自動販売機しかない。いったい何が売られているのか用を足したあとに見てみるとどうやらコンドームのようだ。
パッケージもなんだか怪しい。

いや、コンビニで買いづらいからトイレで販売してるのか、そもそもこのトイレはそういう目的なのか分からない。
こういう村社会だと、コンドーム買っただけでも噂になってしまうし、ラブホテルもないのでここを使うのか。
それとも私のような旅行者が記念に買うのか。

とにかく長時間ここにいると、コンドーム買ったのか疑われてしまうのでさっさと出ることにした。

疑われて店員に「お前のに合うかな?」なんて冗談でも言われたら嫌だし。
というより、この辺はネイティブアメリカンの居留地なのでサイズはあまり変わらなのではと思いつつ。
まぁ、人種が近いからサイズもって事はないと思う。
なぜなら、私のような非常に大きい

とにかく、給油とトイレと次いでにチーズまみれのナチョをゲットした。

さらばカイエンタ

さて、カエンタから車で東に向かい、U.S. Route 191 とぶつかる交差点まで行く。

気温もどんどん上がり暑くなってきた。
車の通りはさらに少なくなっていく。
通り過ぎる村や町の家々はどれも貧しそうだ。廃墟となっている家も多い。
民族浄化がこの先進国の着々と進んでいることが分かる。

あと、この辺りは馬を飼っている家が多い。
道が整備されていないから馬の方が便利なのか、それとも彼らにとってはステータスやシンボル的な存在なのか。
それと、面白かったのが馬は大抵つがいでいる。夫婦なのかわからないが、ほとんどの場合は2頭でいる。稀に3頭の時もあったがほとんど2頭だ。

古代にはアメリカ大陸にも馬がいたが、絶滅してしまった。彼らネイティブアメリカンの祖先が絶滅させてしまったのだ。

皮肉なことに、ヨーロッパ人が来たときに馬がいれば歴史は変わったかもしれない。
そんな彼らの気持ちが、馬を所有することを誇りとしているのかもしれない。
現代の文明が崩れおちるときには、また彼らの知恵が必要になるかもしれない。

チンル(Chinle)へ入る

キャニオン・デ・シェイ (キャニオン・デ・チェリー)の最寄り町チンル(Chinle)についた。
この町はこの辺りでは一番大きい。しかし、車はどれもボロで、荷台に人が沢山乗っていたりと、非常に貧しさを感じる。
この光景がまさに犯罪にあうのではないかと緊張させる。
稀に、アメリカ人の旅行者らしき人を見ると、その綺麗な自動車が非常に目立つ。

コンビニで給油したのちキャニオン・デ・シェイに向かう。
手前の、ビジターセンターを見学。ここはさすがに綺麗な車しか駐車してない。

正直な気持ちを言えば安心する。
アメリカのスラム=犯罪と、いろんな映画をみて刷り込まれている。

キャニオン・デ・シェイは無料だ。ただし、管理が行き届いていないので公園内の駐車場の至るところに、路上荒らし注意の看板がある。

グーズネックス州立公園へ行く

Canyon De Chelly National Monument(キャニオンデシャイ)

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