【アメリカ新婚旅行】 5日目 part3 アーチーズ国立公園 (Arches National Park) からモアブ(Moab)へ

デリケートアーチの帰り

アーチーズ国立公園で、デリケートアーチを見行った帰り。
詳しくは前号

帰り道で感じたのは、思ったよりも長い距離を歩いたということ。それと有名な観光地なので久しぶりに姉以外の日本人と遭遇した。
それは丁度、我々がオナラの話を大きな声でしながら、前を歩く人を抜いた所
「あ、すいません」と日本語であいさつされてしまった。
カップルだが、モデルのようの女性だったので気まずかった(私ではなく、妻の方が)

アーチーズの残りは車で回れる所だけ見て出ることにする。とにかく、時間は 13時。

駐車場から近いアーチーを見て回る

デリケートアーチからの帰りの様子。駐車場からすぐに見える
デリケートアーチからの帰りの様子。駐車場からすぐに見える
アーチが連なっている
アーチが連なっている
遠くのほうに見えるアーチもまた綺麗
遠くのほうに見えるアーチもまた綺麗

モアブ(Moab)のバーガーキングで昼飯

運動もしたし、時間も時間、朝6時の朝食からなにも食べていないのでとにかくお腹が減った。
アーチーズ国立公園を後にすると、一番近くで観光・レジャーの拠点となる町、でモアブ(Moab) で昼飯。

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一度は食べてみたい本場のバーガーキング。
店内はガラガラで我々以外は一組しかいなかった。ジュースはもちろん飲み放題。
野菜は、ハンバーガーに少し緑があるのと、ポテトにつけるケチャップが取り放題なのでケチャップでカバー、ポテトも野菜だと思えば野菜は十分!
とにかく、バランスとか必要ないのでカロリーさえとれればいいのです。(思想もアメリカナイズ)

しかし、これほど夢にまでみたバーガーキングを目の前にして妻はあまりテンションが上がっていない。

落ちない顔の汚れ

トレイからジュースをテーブルに移動しようとしたとき、つい滑ってテーブルにこぼしてしまった。どうやら、体力が限界にきているようだ。
ナプキンを大量に取り、テーブルを拭くと、どうやら手に大量の赤い砂埃がついている。トイレに行き、手を洗うと水が赤くなった。
顔も少し赤茶けていたので、顔を洗うと同じように赤い水が顔を流れる。
何度か洗うと、赤い水は流れなくなったが、顔が茶色いままだった。

しかし、何度洗っても茶色が取れない。鏡を見ると茶色い顔した自分がいる。手のひらだけが白い。よく見ると腕も茶色い。
そういえば、アーチーズの帰りに「焼けたねー」と言われたがやっと意味分かった。
この数時間で劇的に体の色が変わった。
妻は日傘、日焼け止めでガードしていたがノーガードの私はまるで現地のネイティブアメリカンのような色になっていた。

これをわたしは、現地化と呼び私はアメリカ西部の砂漠地帯に一体化していった。

次の目的地に向けて出発

このあとコンビニに寄り酒を買いこむ。なぜなら、モニュメントバレー周辺のインディアン居留地は酒の販売が禁止されている。
ユタの割りに、観光地のモアブで売ってる酒の種類は豊富だった。

一体化した私は写っていませんが、そのドライブの光景とデリケートアーチの様子など

アーチーズ国立公園 (Arches National Park)

モニュメントバレー(Monument valley)を眺め、カイエンタ(kayenta)に泊る

2013年のアメリカ旅行記事一覧

【アメリカ新婚旅行】 5日目 part2 アーチーズ国立公園 (Arches National Park)

アーチーズ国立公園へ行く

デッドホースポイントを見終わったら再び Utha 313号線へ戻り元来た道を戻る。
U.S. Route 191号線にぶつかったら右折し南方面に行く


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しばらくすると、大きな岩を迂回するように大きなカーブを曲がるとその先にアーチーズ(Arches)国立公園の入り口が見える。

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反対側から来たほうが入りやすいく、ゲートの入り口で渋滞になっていた。

とにかく、平日にも関わらずこの渋滞ぶりは凄い。

ゲートでは、年間パスをみせて通る。

巨石の自然のアートの世界に

ゲートを通ると、巨大な岩を登るように道が進む。巨大な岩を登りきると台地に出る。
天気も良かった。青い空、照りつける太陽と澄んだ空気で気分は最高に良い。
走っているとところどころに駐車場がある。その駐車場は景色を見るためのもので、遠くに見えるアーチや、今にも落ちそうな岩のバランスロックやら色々ある。
ちなみに、アーチーズには、アーチ状の岩が何個かある。今回は全て見ないが、駐車場から直ぐに見える場所もあれば、トレッキングでしか見れない所も数か所ある。

アーチーズ(Arches)は、ユタを代表する国立公園であり、ユタ州の車のナンバープレートのデザインにも採用されている、岩のアーチである。
アーチーズの見どころは、デリケート・アーチ。ここはトレッキングをして見に行かなくてはならない。
トレッキングは、ちょぅとした山を登り。山は岩肌むき出しで日陰の休憩場所がほとんどない。夏じゃなくとも十分な飲み水を用意しておくこと。
舐めてかかると、後で痛い思いをします。

アーチーズ入り口付近にある巨大な岩。
アーチーズ入り口付近にある巨大な岩。

とにかく、メインのデリケート・アーチへ向かう。

トレッキング

駐車場につくと、ガチ登山の格好した人が数人いた。はっきり言ってあそこまではやりすぎだと思うが、用意をするに越したことはない。
もしかしたら、観光の人とは違うルートで行くのかもしれない。
我々の装備は、リュックとスニーカー、水は水筒とペットボトル、そしてジャパニーズの証しであるヒラヒラ付きの日傘である。

登山口の近くに古い家がある。昔の開拓時代の家を歴史的な意義で残しているらしい。家を見ると立派な丸太で組まれている。
しかし、この一帯にこのような立派な丸太はない。遠くから運んで来たのか、それとも昔生えていたのを全て伐採してしまったのか。
もちろん、冬は雪が降るほど寒いのでもし以前はここにも大木があったとすれば全て伐採してしまったのであろう。
もし初めからそんな大木がなければ、こんな不毛な土地に住もうなんて思わない。それとも当時にしては豪華な別荘だったのか。

開拓時代の家らしい。近くの説明によれば一家で暮らしていたようだ
開拓時代の家らしい。近くの説明によれば一家で暮らしていたようだ

登山を始める。最初は、結構周りもテンション高くて走りながら登っている親子などもいた。
しかし、10分もするとみなしんどい顔になってくる。とにかく暑い。日差しを遮るものがない上に、地面も砂地から岩の上になってくる。
岩からの反射熱もあり板挟み状態になる。

デリケートアーチへのトレッキング
デリケートアーチへのトレッキング

人もまばらで
人もまばらで

途中途中で、石を積み上げたものがある。恐山を彷彿とさせるが。

迷ったらこれを見印にするとよい
迷ったらこれを見印にするとよい

これは、道を位置を表したオブジェであった。迷ったらこの石を積み上げてあるオブジェを見ながら進むとよい。
ゆっくり歩いていると、集団にはぐれて周りに誰もいなくなるときがある。

登りきったところで一瞬道に迷ったがなんとか戻れた。とにかく暑くて、思考能力も衰える。
20分ぐらい登ったところでやっと急な登りがなくなった。

やっと登りが終わりかというときに回りに誰もいなくて一瞬焦った
やっと登りが終わりかというときに回りに誰もいなくて一瞬焦った

そして、やっと休憩できる場所があった。大きな岩がありそこの下が日陰になっていた。

やっと少し休める所を発見
やっと少し休める所を発見

地面は少し平坦になっていて、弱い所が浸食でくぼみになってデコボコしていた。
終わりはまだか。この大きな岩を超えた先に
終わりはまだか。この大きな岩を超えた先に

休憩が終わればまた出発。少し歩くといかにも最後の登りと行った場所についた。
上をみると狭い道を登るようだ。人々がお互いにぶつからないように歩いている。
我々も同じようにそこを登る。

道も狭く、踏み外せば崖
道も狭く、踏み外せば崖

踏み外せば崖。景色は絶景
踏み外せば崖。景色は絶景

自然の芸術デリケートアーチに出会う

途中に岩の間に穴があいた場所があり、そこの穴から写真を撮るひとがいた。私も岩を登り同じように上るとそこからデリケートアーチが見えた

岩の上に穴が開いている。これもアーチーズができる前段階か
岩の上に穴が開いている。これもアーチーズができる前段階か

登ってみてみると、穴の向こうにデリケートアーチが望める
登ってみてみると、穴の向こうにデリケートアーチが望める

少し遠かったが感動した。その場所を降り妻に後少しで到着だとつげ先を急ぐ。
大きな岩を登るような道だ。その細い道から岩を大きく回りこんだ先に目的のデリケートアーチが現れた。

先ほどとは違い、目の前にあるデリケートアーチは巨大で写真でみるより遥かに大きい。
しかし、大きさよりもその威厳ある佇まい、力強く地から生えているその姿はまるで別の惑星にいるかのような感覚になる。
しばらく、呆然となった。いままで疲れはどこかに吹き飛び、唖然となって立ちつくす。
周りをみると、同じように周りもただただ立ちつくす人。

落ち着いてくると、近くによったり写真をとる余裕が出来てくる。
我々も皆と同じように近づき写真を撮った。

一番最初にみた光景
一番最初にみた光景

少し近づいて撮った
少し近づいて撮った
パノラマでの撮影
パノラマでの撮影
さらに近づいて撮った。美しく大きい
さらに近づいて撮った。美しく大きい
写真のようにすり鉢状の所にある。これも浸食と風化が作ったのか。
写真のようにすり鉢状の所にある。これも浸食と風化が作ったのか。
デリケートアーチの奥にある谷の様子。かなりの高低差
デリケートアーチの奥にある谷の様子。かなりの高低差

なにしろ、今までとは空気が違うというか見ていると本当に現実なのかわからなくなる錯覚に陥るのでしばらく時間をかけてその場でゆっくりしていた。
もちろん、体を休めるという意味もあったが暑い事も忘れてしばらく見入っていた。

名残惜しいが、時間がない。体力も回復したので帰る事にした。

デリケートアーチも中盤にあるよ

デッドホースポイント (Dead horse point)

アーチーズ国立公園 (Arches National Park) からモアブ(Moab)へ

2013年のアメリカ旅行記事一覧