【アメリカ新婚旅行】 8日目 part5 豪華なホテル 贅沢な噴水ショー

I-15 に戻るといよいよ1週間ぶりの都会にいくので少し緊張していた。
車線も、車の数も違う。道も複雑。どこで降りていいかわからず保険をかけ過ぎて少し遠くの所で降りてしまった。

しかし、これなら旧市街(Old town / Downtown) も少し通れる。
ちなみに、ラスベガスにそびえたつ特徴的なタワー(ストラトスフィア / Stratosphere Hotel Tower) は、旧市街にある。

我々が泊るホテルは、ベラージオ(Bellagio)。予約はしてある。
これは、親からプレゼントされた。ありがとう。

なので、非常に楽しみにしていた。なにしろ、こんな高級な所滅多に泊れない。出来れば早くついてゆっくりしていたかったが、朝の出発が遅れていた。

段々と道はストリップに近づいていた。人も多くなっきた。車も多くなってきた。
妻は周りをキョロキョロみていた。

車は丁度、トレジャーアイランドの近くを通ったとき大砲の音がなった。
「これも見たい。これは、ショーもあるんだよね。」とはしゃいでいた。

ベラージオに近づくにつれてある不安がよぎった。どこが入口なんだ。
しかし、ホテルに近づくと分かりやすい案内があった。

valet parking / self parking とあるが、valet はホテルマンにチップをあげて、車を移動してもらうサービス。
self は文字通り自分で停める。チェックインするときは、ホテルの目の前に停められる valetを利用するといい。

ホテルの敷地内でのカーブの途中に警察がいた。
事件か!と思ったが、ただの事故のようだ。

おそらく、噴水ショーを見ながら車を運転してぶつけてしまったのだろう。
可哀そうに。我々は、ゆっくりホテルの部屋で全裸で噴水ショーを見てやろう。そう心に誓った。

ホテルの前に車を停め、荷物を下ろす。ホテルの前はまるで戦場だ。宿泊客、カジノに来た客。客待ちのタクシー。
車を止めると、直ぐにホテルの係がくる。
荷物を降ろして、車のカギとチップを渡す。チップは、$2~$3でいいと思う。これは気持ちなので。
すると、引き換え券のようなものをもらえるので、無くさずにとっておく。

荷物をごろごろ、だれも来ない。
どうやら、田舎に1週間。碌な食事も食べてない。貧相だったのだろう。格好も今日は少し小奇麗にしたつもりだったが。

ホテルに入ると、豪華、豪華。check-in で待っているがそこも綺麗。

豪華な受付 テキパキと仕事をこなすホテルの方
豪華な受付 テキパキと仕事をこなすホテルの方

チェックインを済ます。その時、
「チャンネルのxxにすると、噴水ショーの音楽も聞けますよ」と教えて頂いた。
そして、部屋に入る。すると、わずかに大砲のような音が聞こえる。部屋の一番奥にある窓から外をのぞくと、噴水ショーが上からみられる

「うわ~~」となって、二人で窓に張り付いた。
噴水が大きく発射されると、大砲のような低い振動が伝わる。
凄い勢いだ。

部屋からみた噴水ショー
部屋からみた噴水ショー
水が噴き出るよ
水が噴き出るよ
どぼーん
どぼーん
少し遅れて、ドーンという低い音が伝わる
少し遅れて、ドーンという低い音が伝わる

ちなみに、この噴水はいくつかパターンがあるようで、毎回違って見える。

教えてもらった、チャンネルをつけると音楽に合わせて噴水が出てるのが分かる。

後少しでラスベガス。その前に、巨大なコンビニで少しさびしさを感じる

ベラージオ (Bellagio) の客室の紹介

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【アメリカ新婚旅行】 8日目 part4 後少しでラスベガス。その前に、巨大なコンビニで少しさびしさを感じる

セイントジョージ(St.George) から、ラスベガスは 2日目で通った道と同じ道。

あの、風の谷を通る。今度は逆向きだが。しかし、2回目となると感動も少し薄れる。急になにもないところから巨石に囲まれた世界に入ったのだから衝撃だっただろう。

今回は、もう既になんどもこのような巨石の近くを通るようなことをしているので慣れたのだろう。ただ、ここを通る度にあの時の感動は思い出すであろう。

風の谷を抜けるとしばらくは変化のない景色になる。
時折遠くのほうで100両ぐらいありそうな長い貨物列車が見える。

おおよそ一週間車で旅行したが、以外に面白かったのがラジオ。

昔は田舎を走るとラジオは電波が届かなくなり、ウェスタンやら、スペイン語の放送、もしくはひたすら教会の神父さんの話のようなチャンネルしかなかったが、どこでも最新の音楽が聞けたチャンネルがあった。
ラジオに所に、sirius と書いてあったので、 この衛星ラジオによるものだろう。

なので、アメリカのポップミュージック事情に大分詳しくなった。そして、曲のイントロだけでテンションが上がったりしていた。
日本に帰ったあと、街中で曲が流れると妙にテンションがあがって、思い出にふけることができた。

とにかく、音楽と思いでと景色が妙にリンクして、ポップミュージックなので数年後に懐かしさとともに思いでがよみがえるであろう。

そんな、音楽ともお別れが近づいていた。
その時は、疲れとラスベガスという街への期待でそんな気持ちはなかったが。

ラスベガスの一歩手前ぐらいの、ガソリンスタンドでトイレ休憩をすることになった。

やけに巨大なコンビニだった。外に降りると St.George と比べてかなり暑い。
本当に砂漠にいるんだと実感した。
(ブログ書く時に、地図をみてわかった。どうやらここはインディアン居留地。昔に行った時は花火とか売っててなんでここだけやけに花火売ってるんだろうと思ってた)

コンビニの中に入るとびっくりした。中にバーがあり、ハーレー乗りの兄ちゃん・姉ちゃんが沢山いた。

どれもいかつい方々だが、個性的という訳じゃなくて、全員同じ格好をしている。
ここらへんは日本と同じだ。
ここではトイレにしかよらず次はホテル。素早く降車するために荷物をまとめた。それにしても暑い。
車を出すと、また新たなハーレー集団とすれ違った。

この車は約1週間も付き合ってくれた。愛着のような親しみを感じていた。そういえば、最初のころ運転席側はドアの下ポケットにタバコの灰をみつけた。

禁煙車なのに、酷い事をするやつがいるなと思った。それと同時にこの車が汚された感じがして愛着が湧かなかった。
走行距離、タイヤの空気圧、ガソリンの残量からの可能な走行距離、ブレーキの癖、アクセルの癖、ハンドルの癖。いろんな機能と扱い方に慣れた。

そして、この車との別れもいづれやってくることも薄々と気づいていた。ラスベガスについたらメインは徒歩になる。

ゆっくりとコンビニを出ると、再び高速道路に戻った。
汗をかくと、風で巻き上がった砂埃がついて気持ちが悪い。

セイントジョージ(St.George) で、肉だらけなファストフード

豪華なホテル 贅沢な噴水ショー

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