【アメリカ新婚旅行】 8日目 part4 後少しでラスベガス。その前に、巨大なコンビニで少しさびしさを感じる

セイントジョージ(St.George) から、ラスベガスは 2日目で通った道と同じ道。

あの、風の谷を通る。今度は逆向きだが。しかし、2回目となると感動も少し薄れる。急になにもないところから巨石に囲まれた世界に入ったのだから衝撃だっただろう。

今回は、もう既になんどもこのような巨石の近くを通るようなことをしているので慣れたのだろう。ただ、ここを通る度にあの時の感動は思い出すであろう。

風の谷を抜けるとしばらくは変化のない景色になる。
時折遠くのほうで100両ぐらいありそうな長い貨物列車が見える。

おおよそ一週間車で旅行したが、以外に面白かったのがラジオ。

昔は田舎を走るとラジオは電波が届かなくなり、ウェスタンやら、スペイン語の放送、もしくはひたすら教会の神父さんの話のようなチャンネルしかなかったが、どこでも最新の音楽が聞けたチャンネルがあった。
ラジオに所に、sirius と書いてあったので、 この衛星ラジオによるものだろう。

なので、アメリカのポップミュージック事情に大分詳しくなった。そして、曲のイントロだけでテンションが上がったりしていた。
日本に帰ったあと、街中で曲が流れると妙にテンションがあがって、思い出にふけることができた。

とにかく、音楽と思いでと景色が妙にリンクして、ポップミュージックなので数年後に懐かしさとともに思いでがよみがえるであろう。

そんな、音楽ともお別れが近づいていた。
その時は、疲れとラスベガスという街への期待でそんな気持ちはなかったが。

ラスベガスの一歩手前ぐらいの、ガソリンスタンドでトイレ休憩をすることになった。

やけに巨大なコンビニだった。外に降りると St.George と比べてかなり暑い。
本当に砂漠にいるんだと実感した。
(ブログ書く時に、地図をみてわかった。どうやらここはインディアン居留地。昔に行った時は花火とか売っててなんでここだけやけに花火売ってるんだろうと思ってた)

コンビニの中に入るとびっくりした。中にバーがあり、ハーレー乗りの兄ちゃん・姉ちゃんが沢山いた。

どれもいかつい方々だが、個性的という訳じゃなくて、全員同じ格好をしている。
ここらへんは日本と同じだ。
ここではトイレにしかよらず次はホテル。素早く降車するために荷物をまとめた。それにしても暑い。
車を出すと、また新たなハーレー集団とすれ違った。

この車は約1週間も付き合ってくれた。愛着のような親しみを感じていた。そういえば、最初のころ運転席側はドアの下ポケットにタバコの灰をみつけた。

禁煙車なのに、酷い事をするやつがいるなと思った。それと同時にこの車が汚された感じがして愛着が湧かなかった。
走行距離、タイヤの空気圧、ガソリンの残量からの可能な走行距離、ブレーキの癖、アクセルの癖、ハンドルの癖。いろんな機能と扱い方に慣れた。

そして、この車との別れもいづれやってくることも薄々と気づいていた。ラスベガスについたらメインは徒歩になる。

ゆっくりとコンビニを出ると、再び高速道路に戻った。
汗をかくと、風で巻き上がった砂埃がついて気持ちが悪い。

セイントジョージ(St.George) で、肉だらけなファストフード

豪華なホテル 贅沢な噴水ショー

2013年のアメリカ旅行記事一覧

【アメリカ新婚旅行】 6日目 part1 モニュメントバレーの朝日を見る

わずかの滞在に300ドルでもめげない

アメリカに来てから時間がもったいなく、毎朝5時には起きていたが本日さらに早く、4時に起きて4時半には出発した。

モーテルの入り口には相変わらず野良犬が沢山いた。
お腹をすかしていたのか、フロントに向かう我々に近づいてきた。

モーテルでは、朝食バイキングがある。もちろん、300ドルも払っているのだから死ぬほど食べたい。しかし、モニュメントバレーの朝日を是非拝みたい。
そのあと、グーズネックと盛りだくさんのため、朝食の終わる時間までに戻ってこれる自信がなかった。
せめて、コーヒーぐらいはとフロントの人にコーヒーは無いかと聞くと、朝食準備中のコーヒーを頂けた。

泣く泣く300ドルの高級セレブモーテル(野良犬付き)をチェックアウトし我々はモニュメントバレーへ車を進めた。

モニュメントバレーを向かう

モーテルを出たころは真っ暗だったがモニュメントバレーに近づくにつれ白けてきた。

モニュメントバレーのゲート手前にキャンプ場がある。丁度そのあたりで日が明ける前の写真を撮った。

モニュメントバレーのゲート手前。遠くで登る陽と岩と空が綺麗
モニュメントバレーのゲート手前。遠くで登る陽と岩と空が綺麗

モニュメントバレーは、ネイティブアメリカンの居留地にありため国立公園のパスは使えない。
再入場が出来るかどうか、ゲートの料金を払う際に確認してみたところ、当日なら何度でも再入場できるとの事。
ゲートを通ると直ぐに駐車場があるが、駐車場を出て公園内を走るには4駆かSUVとかピックアップじゃないとダメ(危ないぐらいのニュアンス)との事だった。

そういえば、以前に行った時は男二人だったの怖いもの知らずで乗用車で荒れ地を走っていたなと思いだした。

料金を支払い(二人で10ドル)、中に入ると噂通りの新しいホテルが最高のロケーションに建てられていた。

モニュメントバレーの日の出を撮る!

日の出前の気温は肌寒く、半袖では外にいるのは辛いぐらいだった。寒さにめっぽう強い私は大丈夫だったので半袖でいたが、妻のほうはダウンジャケットを着ていた。
しかし、カメラを構えて高台から日の出をただじっとして待っているのは辛かったので結局長袖を着ることにした。

高台には同じようにカメラを構えた人たちが沢山いた。ほとんどはホテルの宿泊者のようだった。

外にいると、園内を巡るガイド付きツアーの募集の人が回ってくる。ツアーの料金はおおよそ一人10ドルぐらいだった。
ツアーは、トラックの荷台を改造して屋根とベンチを取りつけた乗り物だった。
トラックの荷台を見てるだけで寒くなってくる。

日の出前のモニュメントバレー
日の出前のモニュメントバレー

ようやく朝日が昇ってきた。写真を撮る。

遂に日が
遂に日が

先ほどまでの暗さに、日が昇るにつれて、モニュメントバレーの雄大な景色が顕れてくる様に圧倒される。

太陽の日で周りの景色が見えてきた
太陽の日で周りの景色が見えてきた
その上にある雲で再び太陽が隠れたが、この景色も美しい
その上にある雲で再び太陽が隠れたが、この景色も美しい
そして、太陽が完全に姿を現す
そして、太陽が完全に姿を現す
私のカメラで撮った朝日。性能は低いカメラを腕でカバー
私のカメラで撮った朝日。性能は低いカメラを腕でカバー
10分の1程度のスペックだが、腕次第でどうにでもなる
10分の1程度のスペックだが、腕次第でどうにでもなる

特別な日の出だった。日の高さで徐々に岩肌の色が変化し、影がダイナミックに動く。

モニュメントバレーの朝。パノラマ
モニュメントバレーの朝。パノラマ

時間が過ぎる度に、もう同じ景色は当面みれないいや、一生みれないかと思い心と目に景色を焼きつける。もちろん、SDカードにも。

太陽があがって辺りの景色も明るくなったころ、後ろをみると虹がでていた。二人ではしゃいで虹を撮りにいった。

後ろを振り返ると虹が見えた
後ろを振り返ると虹が見えた

巨大な虹のもう片方
巨大な虹のもう片方
虹の様子をパノラマで撮った
虹の様子をパノラマで撮った

温度も少し暖かくなってきたので、ツアーに参加しようと思ったが、とりあえず次の目的地グーズネックに行って時間があったら再びモニュメントバレーでツアーに参加することにした。

道沿いから見たモニュメントバレーの一部
道沿いから見たモニュメントバレーの一部

モニュメントバレー(Monument valley)を眺め、カイエンタ(kayenta)に泊る

グーズネックス州立公園へ行く

2013年のアメリカ旅行記事一覧