【アメリカ新婚旅行】 6日目 part6 宿が見つからない

国道160号線から、国道89号線へ。 南下して、フラッグスタッフ(flag staff) 方面に向かう。
途中に、Cameron という小さな町がある。ここにかける事にした。

渓谷にかかる橋を渡るとそこに、Cameron Trading Post というのが見えた。
お土産屋さんかと思い通り過ぎたが、ホテルらしきものが見えたのでUターンして入った。
大きなバスも止まっており、どうやらグランドキャニオンからの客を乗せているようだった。

店といっても大きなもので、ホテルもついている。
お土産屋さんに入ると、観光客っぽいアジア人がいたが直ぐに日本人とわかった。
久しぶりに妻以外の日本語を聞いた感じがした。

すると、急に焦るような気持ちになってきた。ホテルは別に無くても、次の町に行けばと思っていたが、彼らが余裕そうにしているのをみて一層危機感を覚えた。
直ぐに店員にホテルの予約状況を聞くと、

「今日は一杯よ」と返事がきた。
どうやら、この辺一帯予約が埋まっているようだ。
場合によると、何かのイベントがあって辺りのホテルは全部一杯かもしれない。

急いで、車に戻ってフラッグスタッフ(flag staff)に向かう。

あ!途中にモーテルがあった。
Anasazi Inn
とある。


写真がないので、ストリートビューで見て頂くとわかるが。

まず、モーテルのフロントが暗く、営業しているのかわからない。
さらに、フロントの前の車を止めるところに、子供が遊んでいる。
客らしき車も止まっている。営業しているのか、してないのか。とりあえず停めて、見てみることにした。

付近には、レストランとガソリンスタンドしかない。
大丈夫だろうか。先ほどのスラムを味わった我々はここはやめて、やはりフラッグスタッフ(flag staff)へ向かう事にする。

しばらく走っていると、道路が良くなってきた。木も増えてきた。なんだか、凄く気持ちの良い場所にきた。
段々森も見えるようになってきた。チュバシティーの人たちはこの辺りから追い出されたのだろうかと思案しながら、フラッグスタッフ(flag staff)へ向かう気持ちのよい道路を走る。

しばらくすると、綺麗な家も見えてきて、左側に線路と並行して走るような道になった。
ハーレー乗りのおじさんたちも、気持ちよさそうに走っている。

フラッグスタッフ(flag staff)についた。
ここは、鉄道とグランドキャニオンの街と言ったところか。森の中にあり非常に気持ちのよい場所だ。

旧市街のような所もあり、本当はゆっくり観光したかった。グランドキャニオン観光のベースとなる街、鉄道輸送の要、もしくは Route 66 の宿場町。
歴史は分からないが、そんな古い雰囲気もある、緑に囲まれている街だった。
しかし、まず宿に。
1件目に行くとやはり一杯だったが、「あっちのホテルに聞いてみたら」
とDays Inn を指され行ってみると空いていた。

フロントの人に「どこから来たの!」と聞かれ「日本」と答えたらびっくりしていた。

中にプールもあり、直ぐ裏にガソリンスタンドがあるので非常に便利だ。

また、ガソリンスタンドの隣には、Arby’s もあるので、食事にも困らない

チェックインを済ませた我々はこの旅で初めてプールに入った。

旅の途中や、ラスベガスでプールに入りたかった我々は水着は当然持参だ。
しかし、いつも忙しくてプール付きのモーテルに入っても使えなかった。
この日は、モニュメントバレーで日の出を見て、グーズネックに行って、さらにキャニオン・デ・シェイに行って、そのあとアリゾナと東西で半分分ぐらい移動したとは、
1年前の旅行??とは言え信じがたい事をやっていた。(早く記事書けよと思うけど)

プールで十分体を動かして、ジャグジーで遊んだ。

食事はアイスクリームを買おうと思ったが、妻が求める M&M’s のアイスクリームがなく、しかたなくジャーキーやらチップスなどをかって食事とした。
いつも通りだ。そろそろ食事面は限界に来ていた。かといって、 Arby’s も食べたくない。
そう、ちゃんとしたレストランで食事がしたい。

とにかく、ビールも買って、モーテルにある洗濯機で洗濯してゆっくりしていた。

部屋にいると警笛の音とともに、鉄道が通り過ぎる音が心地良かった。

恒例の宿探し

グランドキャニオンへの道

2013年のアメリカ旅行記事一覧

【アメリカ新婚旅行】 4日目 part3 ついに荒野に出る

Lay’s との出会い

2日めのラスベガスからイエローストーンに行った時にインターステイト沿いにWalmartがあったのを思い出し、とりあえず見つけたら降りる。そして、食糧と軽くショッピングを楽しむことにした。
スプリングビル (Springville)という町で発見!すぐに降りるが道に迷う。
迷って目の鼻の先にある Walmartに辿りつけない。迷っている内になにやら大きなビル。 Nu skin と書いてある。あ~そうそうユタはこういうの多い場所なんです。他にも日本で有名な奴でユタ発のは結構ありますよ。

色々と迷った挙句30分ぐらいかけて目的地についた。

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Walmart。それは輝きの言葉。
しかし、久しぶりに行ってみたら少しがっかりした。なんか本当に綺麗でしっかりした店になっていた。
依然は、昔のドンキのように変なものも売ってり、テレビショッピングで売ってるものとか手に入ったり。(テレビショッピング見て欲しいものがあったら Walmart に探しに行ったりしてた)

しかし、今回我々には Walmart でするべき事があった。

  1. SDカードリーダ
  2. お土産の事前確認および、店内の俳諧
  3. Lay’s

妻はじゃがいもが大好き。ポテチは好きすぎて国内はもとより海外製にも手を出す始末。そして、 Lay’s はアメリカでは一番一般的なポテチ。
そのなかでも一番はやっぱり、黄色いパッケージの classic。 シンプルな塩だけの味だか美味しい。

ど真ん中の塩だけ。まず、これを食べるべき
ど真ん中の塩だけ。まず、これを食べるべき

画像はここから持ってきた

そして、Walmart には Lay’s の classic 以外の種類や大きいサイズや小さいサイズ(Walmart で一番小さいサイズでも日本の標準より少し大きいぐらい)が売っている。
もちろん、Lay’s 以外のブランドもある。値段も日本では輸入品のため高いが現地なら激安。

ポテチコーナーで旅の疲れを癒し、大好きなポテチを買った妻。

Walmart に入った時トレイが清掃中で使えなかったが帰る頃には使えたので私は荷物を持って車に戻った。そして、車に乗ると直ぐにポテチを食べたがると思い私は泣く泣くポテチをトランクにいれて車内から取れないようにした。

そして、車の中で待っていると妻が戻ってきた。当然ポテチはどこと聞いてきたので
「あ、ごめんトランクに入れちゃった」
と言ったがあまり怒らなかった。

そういえば、朝ご飯も対して食べてないし、お昼も食べてないし。モンスターエナジー飲んで胃を悪くしてるのは私も同じか。
そして、近くのガソリンスタンドで給油するとトランクからポテチを取り出した。

あと少し。頑張るか。

峠を越えて、プライス(Price)

スプリングビル (Springville) からは、インターステートではなくハイウェイを使う。
ハイウェイといえば、日本語だと高速道路になるがどちらかというとインターステートが高速道路でハイウェイは国道と言ったところか。
U.S. Route 89 と、 U.S.Route 6 という二つの道路が共用している道路を使って南下する。
この道は峠道になっている。峠の途中にジャーキーを売っているワゴンがある。実をいうと8年ぐらい前にここを通った時も同じワゴンの所でジャーキーを買っている。

ジャーキーは、ビーフ、バッファロー、エルクなとジビエもありなかなか面白い。味付けも何種類かあっておじさんが次々にハサミで切ってサンプルをくれる。
エルクと、バッファローを食べてみたかってのでオーダーしおじさんに8年前も来たよと伝えてると別にまけてくれなかった。
ちなみに、黙ってるとどんどん切り出して、キリがなくなるのである程度で断るのが良い。

肉がビーフじゃないのでビーフジャーキーではない
肉がビーフじゃないのでビーフジャーキーではない

しかし、この峠は一般道にしては交通量も多く起伏もありなかなか楽しい道だった。

途中で、U.S. Route 89 と、 U.S.Route 6 が分かれるが、U.S.Route 6 に乗り続ける

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そして、今度は U.S.Route 191 と合流して、プライス(Price)へ行く。

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プライスは高速道路沿いでもなく、峠を超えた場所にあるにもかかわらずそこそこの規模がある町である。といっても都会しかしらない人からしたら相当な田舎ではあるが。
そして、このあたりから山の岩肌の露出が増えて、いよいよ荒野に入ってく感じがする。

そして荒野へ

プライス(Price) を過ぎるといよいよ木もなくなり、大地がむき出しのまさに赤茶色い台地が見える土地にくる。木は低木がまばらにある程度で土地が乾燥してるのがよくわかる。
土壌が脆弱なのか、川が流れた後は横に長い河でなく縦に削り取られたようなまさに凹状の川になる。もちろん、川が出来たのは大雨の時で通常は底の方に水が流れているかいないかといった具合だ。

しかし、景色は日本では決して見られないような場所でありまさに凄いの一言。こればかりは文章で表現しようがなくただただ行って見るしかないとしか表現できない。

そして、時間はそろそろ夕方といった具合。夕日を浴びると体が休みたくなる。しかし、本日の宿は決まっていない。夕日の明かりはそんな不安を煽ってくる。

宿はスイカの町グリーンリバー

I-70 にぶつかると東方面にいきしばらく走るとグリーンリバー(Green River) にぶつかる。

I-70の出口付近に少しモーテルがある。さらに奥に行くと市街地となりそこにもモーテルが数件ある。
注意点としては、市街地は結構荒れてつぶれたモーテルとかあり
「こんな所に泊れるような所あるのか?」
と疑問に思うが大丈夫。街の一番外れに綺麗なモーテルが数件ある。

あとから気がついたが、一番奥にあったホテルが良かった。コンビニは歩いていけるしコンビニにバーガーキングもついてた。
我々は、もうこの先にモーテルはないとおもい手前の Comfort Inn に泊った。
Comfort Inn もプールがあり簡単な夕飯もついてて(コシないうどんのようなもの)部屋は綺麗だし文句のつけようはない。
後述するが、朝食が豪華だった。

コンフォートイン。そのなの通りかなり快適だった。プールもあるので運動不足も解消できる。
コンフォートイン。そのなの通りかなり快適だった。プールもあるので運動不足も解消できる。


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ただ、立地が奥にあったモーテルのほうが便利そうだった。

夜になったら満車状態になっていた。事前予約ができないので早めの行動が無難
夜になったら満車状態になっていた。事前予約ができないので早めの行動が無難

夜はコンフォートインより奥にあるモーテルの近くにあるコンビニで夕飯を買う事にした。夕飯といっても妻はポテチ、私はビーフジャーキーと酒を買った。
そして、モーテルが用意してくれた伸びたうどんのようなスープとジャーキーポテチと私はそれに酒を飲んで夕飯は終わった。

ちなみに今回の本日の行程を動画にしてあるので見て感じて欲しい

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草原を抜ける

デッドホースポイント (Dead horse point)

2013年のアメリカ旅行記事一覧