【アメリカ家族旅行 S.L.Cへ】0歳と3歳を連れて 気になる街Helperによる

モアブ(Moab)を出立し、ソルトレイク(S.L.C.)に戻るがその前に気になる町ヘルパー(Helper)に立ち寄ってみる

乳幼児を連れて海外旅行をする方に情報提供の意味も含めて体験談を書いております。
特にアレルギーなどあると不安でしたので情報共有できたらと思います。
行く前は不安だらけでしたが帰ってきた今は大変良い思い出ができました。

モアブとソルトレークシティーの間にあるHelper

モアブからしばらく平地を進んでいくが、Price(プライス)という町を過ぎると、次はHelper(ヘルパー)という町になりそこを過ぎるとそこから山道になる。

よって、ヘルパーは山越え前の最後の街。

この山の向こうに砕石場か採掘場のようなものがある

ここは一攫千金を狙う兵どもが集う町。

希望と不安を抱きならがらこの町から山の方に出ていく。

噂と言えば、山を超えた街で皆がお金持ちなったとう噂ばかり。

しかし、それはフェイクニュース。

このヘルパーを仕切る一団が流した噂を信じ山に入った者は山で殺されるか、運がよければ皆身ぐるみを剥がされ山で放置される。

山は厳しい。熊やクーガー達が容赦なく旅人を食い殺す。

唯一助かる方法は、この町でヘルパーという旅を助けてくれる人を雇うのが安全だ。

しかし、このヘルパーは高額。

お金持ちしか利用できない。

お金のない人間は、度胸と自らの強さだけで山に挑まなくてはならない。

もうお分かりだと思うが、このヘルパー達と、ヘルパーの町を仕切る荒くれの山賊は同じ一味。

お金持ちも簡単には山を超えれない。

山越えの途中で山賊が出てきてそれをヘルパー達が助けてくれる。

山賊もヘルパーも同じ一味で芝居を打つ。

そこで、ヘルパーが言う
「今の戦闘で、傷がついた。これ以上の一緒に行くならもう少しお金を払ってくれと」

そうして、お金持ちも財産全てとられて山に捨てられていく。

今日もヘルパーの町はお祭り騒ぎ。この山を超えれば天候の良い金銀ザックザックの町がある。

ここで生き抜くためには、自らの腕力、胆力、そして知力が必要だ。

こうして、無数の屍の上を道路が走っている。
かもしれないが、多分違うと思う。

迂回路で通ったヘルパーが気になる

実はここ行きにバイパスが工事中でやむを得ず旧道の街中の道を通る事になった。

何度もモアブ行くのにバイパスは通ったことがあるのだが、まさか街中がこんな雰囲気になっているとは知らなかった。

まるで、西部劇の時代にいるみたいな街だった。

また、その雰囲気が惹かれてか、古い商店の中にリノベされたおしゃれなカフェがあったり、同じくおしゃれなアイス屋さんがあったりする。

また、鉄道の駅がありこれもまた何とも西部劇っぽい雰囲気があってとても良い。

良い雰囲気の駅がある
100両編成で参ります!
こんな場所に100両編成なんて最高です
一応、100両編成の証拠を撮影しておきました
雰囲気最高の電車と駅

そんなわけで、一件のカフェに冷やかしに行った。

お洒落なカフェ
おしゃれー

従兄弟達は、椅子に座ってチェスなどを楽しんでいた。

チェスを楽しむ従兄達

我々夫婦は、下の子のオムツを変えたあとコーヒーをもらったが、御多分に洩れずゆっくり味わう時間もなかった。というか、j本文を書いてるのが3年後なので味など覚えているわけがなかったのだ。

なんか露地もお洒落なんですが!

とにかく、雰囲気の良い街で今まで見過ごしてしまったのが悔やまれる場所だ。

ヘルパーのカフェで注文したコーヒー
背景に見える本当に自慢したいものはこの町です
うーんお洒落
こんな感じでカフェがあります。
ヘルパーなら車もお洒落に見える
落書きもアートに見える不思議
アメリカっぽい感じでお洒落
行きは幹線側のガソスタを利用
ガソスタもお洒落に見える気がしないでもない
この田舎っぽさが最高
ボーリング場。これも田舎っぽくて良い
アメリカの珍百景です!!!
あの、J.C.Penny が、こんなにコンパクトで味があるよ!

宿泊でもいいと思います

このガソリンスタンドから街が始まる感じです

【アメリカ新婚旅行】 2日目 part3 荒野に出る

出発した直後

まだまだ、高速道路は混んでいた。妻はサブを食べながら時折
「凄い辛いのに当たった」
ともがき苦しみながら、バナナペッパーを取りだし
「こいつが犯人」
と推理していた。

都市部を抜けると早速、荒野が現れた。妻は特に興奮する様子もなく
「すごーい。何もない」
と初めは感動していたがこの景色が続くことがわかると差ほど騒がなくなった。

電車が見えると興奮していた。私が
「貨物列車が100両編成で参ります~」
というと、嘘ぉと言った感じだったが
終わることなく続く貨物列車を見て興奮していた。

しかし、これも終わるとやや寝むそうに不機嫌になっていった。

出発して1時間30分

妻の不機嫌がピークに達したころ会話もなく知らない間に寝ていた。
しかし、丁度ころ時 Nevada と、 Arizona と、Utah の境目で景色が良い峠に差し掛かっていた。
この峠、いつも風が強く坂も急なためトラックが遅くなる。

遅いトラックがちょっとだけ早いトラックが抜き2車線道路は少し混雑したり、早い車はどんどん抜かしたりと、すこし運転に気を使う所でもある。
景色はというと、岸壁の間をすり抜けるように出来ており、高低差も手伝って妻が命名した通りまさに
「風の谷」
になる。

私は、この光景は見るべきだと思い、不機嫌な妻を起こすと妻は感動で震えていた。
「あれ、ビッグサンダーマウンテン見たいな所になってる」
と興奮していた。

目の前に迫る大きな赤い岩が、ビッグサンダーマウンテンが作り上げようとしているイメージその物のようだ。

そして、この峠の感動によって妻は覚醒した。
「寝てたら損する」

州境

丁度、ネバダ州から少しアリゾナ州に入ってユタ州にはいる。
州を跨ぐと道路の質が変わる。中央線とか若干違うし何より乗り心地が違う。アリゾナの道路は若干荒く揺れる。ユタとネバダは良い。
アメリカは州単位の自治が強いのでこんな所にも個性が表れる。ここI-15の道路の質だけで言えばアリゾナは若干予算がないのか。
ただ、あとでアリゾナにまた入った時に感じたのはアリゾナの方が標識が多い感じが

モンスターエナジー

最初のモンスターエナジー。 今回の旅行では何本お世話になるのか。死なない程度に
最初のモンスターエナジー。
今回の旅行では何本お世話になるのか。死なない程度に

私はというと、峠を過ぎると S.L.C. までは当分ある。次の町 St.George で遂にというかまだ出発して間もないが、モンスターエナジーを投入する時が来たと感じた。

St.George で降りると、コンビニで日本では見たことも無いモンスターエナジーを手に入れ興奮していた。
写真にあるやつで、味はオレンジジュースのような感じだった気がする。内容はレモネードなんだが。

あと、S.L.C. まで3~4時間ぐらいか。わからないが、そこから、さらにYellowstone へ行かないとなるとあと1本ぐらいは飲みたいはずだ。

いざ東京から旭川まで一日で

横目もくれずにひたすら走る

2013年のアメリカ旅行記事一覧